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【速報版】ナイロビ市内から空港(JKIA)への公共バス

  • 3.0
  • 旅行時期:2020/01(約4年前)
タヌキを連れた布袋(ほてい)さん

by タヌキを連れた布袋(ほてい)さん(非公開)

ナイロビ クチコミ:2件

ナイロビ市内からジョモケニヤッタ国際空港まで市内公共バスを使って移動したのでその情報。

ナイロビの空港バスについては英文サイトを含めて情報が極端に少ないうえ,ケニアは空港や公共施設での写真撮影が困難なので,ほぼ記憶だけに基づく情報であることを最初にお断りしておく。
市内から空港へ(あるいは空港経由でそれ以遠へ)行くバスの路線番号は34番である。ナイロビの市内公共バスは「Citi Hoppa」「City Shuttle」「KBS」などのバス会社によって運行されているが,34番については「Citi Hoppa」社と「City Shuttle」社のバスが走っているのを視認した。
34番の市内側の始発地点はアンバサダーH(AmbassadorまたはAmbassadeur)のすぐ前の路上である。この一帯やモイ・アベニューを挟んで向かいの「Kencom House」の周辺は市内公共バスのハブになっている。バス停としての構造物はなく,バス会社の職員が路線番号・主な行き先・運賃を表示したプラカードを掲げて佇んでいる。ただし,職員がプラカードを掲げるのは当該バスがそこに停車している間だけである。つまり上記の34番バスで言えば,運転手が大混雑のアンバサダー前の路上のどこかにバスを無理やり押し込んで停車させると,プラカード係の職員が34番のプラカードを持ってその地点へ移動し,そこがそのときの34番バスのバス停になるというわけだ。どうしてそこまでしてプラカード係が必要なのかというと,ナイロビの市内公共バスには「車体のどこにも路線番号が表示されていないことがある」という致命的欠陥があるからだ。バス会社の職員でなければそのバスが「34番バス」だと判らないことがあるため,プラカード係が必要なのだ。
というわけだから,アンバサダー前へ行ってみたときに34番バスやそのプラカードが見つからなかったとしても,しばらくするとどこかに出現するはずなので,それに乗車してもらいたい。運賃は発車後に車掌へ直接現金で支払う。
さて,空港行き34番バスには「EXPRESS(直行)」バスと普通バスの二種類がある。私はたまたま直行バスに乗り込むことができた。直行バスは,アンバサダー前で満席にして(立客は乗せない),空港までノンストップで走る。私の場合,アンバサダー前を0745頃に出て,後述の安全検査ゲートを0815頃通過し,空港のバス停に0830頃到着した。少し渋滞した区間もあった。約45分というのはタクシーとそんなに変わらない所要時間なのではないかと思う。一方,普通バスは途中停車で乗客の乗降があり,立客も乗せるようだ(途中で追い越したほかの34番バスの観察より)。なお,34番の運行は朝6時頃から(プラカード係より)。
バスのシートは2-3列で,シートピッチはかなり狭い。運賃は,直行バスが70~80KES,普通バスは40KESだと思う。なぜ実際に乗った直行バスの運賃があいまいなのかというと,私はバックパックなどの大きな荷物のため2人分以上の座席を占拠してしまい,顰蹙を買わぬよう車掌に「荷物代も払う」と申し出たため純粋な運賃額が分からなくなってしまったからだ。上記の数字はプラカードに書かれていた数字の記憶による。
空港の入口には安全検査のゲートがある。日本でいえば高速道路の料金所のような構造になっていて,バスの乗客はゲート前でいったん全員下車し,歩いて手荷物をXレイに通すなどの安全検査を受け,ゲートを通過した先に待っているバスに再び乗り込まなければならない。市内公共バスは(会社が同じなら)どれも同じようなので,下車するときにバスの車両ナンバーを確認しておかないと再乗車が難しいかもしれない。私の場合,車掌が大きなバックパックは車内に置いていってよいと言ってくれて楽ができた。「荷物代」の効果か。
安全検査ゲートを越えた後は,バスは空港の貨物ターミナルなどのバス停を回り始める。乗客の大半は通勤の空港職員なので,この辺りで次々と下車していく。かなり乗客が少なくなってから,終着の空港バス停に到着した。空港のバス停は,空港のP10駐車場内にある(画像参照)。空港から市内へ行く場合の乗車場所もここである。
バス停からターミナル2はすぐ,ターミナル1(A~E)は徒歩10分ほどの距離。ターミナル1A・1B利用の場合は,ひとつ手前のバス停で下りたほうが近いかもしれない(画像参照)。

最後に治安的な話をしておくと,今回の空港バスの利用でその手の不安は感じなかった。ナイロビのタウン(CBD)の印象は「明るい間に出歩くのは何ら問題ない」「早朝夜間でも女性が歩いているし,夜間も路上に青空駐車の車がたくさんある」という感じだ。それに,外務省の危険情報でナイロビ市内(イスリー及びスラム街周辺以外)は「レベル1」である。これは全体的に見てナイロビ市内の治安はジャカルタやマニラ,プノンペンと同レベルということだ。ガイドブックにはまるでナイロビが無法地帯のように書いてあるが,明るいうちにアンバサダー前~空港間の市内公共バスを利用するのとナイロビのタクシーを利用するのとの間にどれだけリスクの差があるのか個人的には疑問だ。

施設の満足度

3.0

クチコミ投稿日:2020/01/30

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