テンプロ・マヨール Templo Mayor

建造物

事前に勉強しておくと十二分に楽しめる場所

5.0
旅行時期：2019/04（約7年前）

メキシコシティクチコミ：29件

ガイドブック以外の、ちょっとした本で勉強してから行くといいです。
既存の神殿の上に増築を重ねているということを知らないと、ぱっと見段差ばかり並んでいるようにしか見えない。
またチャックモールやトラロックなどの神様の名前など、用語を知っていると現物（石彫など）と出会えたときに感慨深いです。

入場後、多くの人が時計回りで見学して行きます。
ちょうど神殿正面の前を進むときに大きな蛇の石彫とカエルを見ることができます。
蛇の石彫の右側に大きな円形の石彫があります。
まさにこれが1978年に電気会社の作業員たちによって発見されたコヨルシャウキの石彫で、こうしてテンプルマヨールの発掘修復プロジェクトが実施されることになりました。
現在は大神殿博物館に展示されており、足首手首が離れている（切り落とされた）姿がはっきり分かります。
屋根のあるエリアには、チャックモールや鷲の家、赤い神殿などがあり、いまだ鮮やかな色彩を見ることができます。
大神殿博物館では、コヨルシャウキの石彫や鷲の戦士像、ミクトランテクワトリの土偶が見所です。
個人的にはトラロック好きなので、大量に見ることができて大満足です。
博物館を見終えると、多くの人がそのまま出口の方に向っていきます。
でも細かいところまで見ていくと、ウサギのタイルなどがあるので、ツアーでなければゆっくり見学したい場所です。