かつてはこの門の外側がヒヴァの奴隷市場でした
- 4.0
- 旅行時期:2019/09(約6年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ヒワ クチコミ:22件
ヒヴァの内城(イチャン・カラ)は、周囲約2.2㎞の城壁に囲まれた縦長の長方形の町。
全体が世界遺産の文化遺産に登録されていて、モスクやメドレセなどの見どころがギッシリ詰まっています。
城壁の東西南北にそれぞれ城門があるので見に行ってみましょう。
イチャン・カラ東側のパルヴァン・ダルヴァザ門 (東門)はトンネル状に造られていて、その通路両側には窪みがいくつも並んでいます。
その窪みがかつては奴隷たちを押し込めて置く場所で、当時は鉄格子も嵌めてあったのだそう。
そこを通ると何となく寒気を感じたのは、日陰になって冷えた空気だけのせいではないように思えました。
外側から見たパルヴァン・ダルヴァザ門 (東門)はタイル装飾が施されて、他の三つの門と比べると豪華な雰囲気。
門の外側には未舗装の広い更地があり、そこがかつての奴隷市場。
奴隷売買はロシアの支配下に入った1873年まで続いていたというのにも驚きます。
現代ではごく普通の露天市場が立つ場所になっているんですが、私が行ったのが早朝だったせいか曜日が違っていたのか、その様子は見られず残念。
この門を見学に行く時には、市場が立つ曜日や時間帯も聞いて行くといいと思います。
●注: 東門自体は共通入場券無しでも見学できますが、共通入場券チェックポイントになっています。チケットは忘れずに持ち歩きましょう。
私が早朝門外に出る時には誰もいなかったんですが、またイチャン・カラ内に入る時にはちょうど出勤して来た係員にチケットを見せるようにと呼び止められました。
ちゃんと持ち歩いていてよかったです。ホッ!
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 早朝はほとんど人の姿は無し。
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/12/19
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