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え~っ!! 住民の足が....ロープウェイ!?...しかも世界最標高...こりゃ、すげぇ~(ラパス/ボリビア)

  • 5.0
  • 旅行時期:2015/09(約10年前)
コタ(Kota)1号さん

by コタ(Kota)1号さん(非公開)

ラパス クチコミ:12件

『ミ・テレフェリコ(Mi Teleférico)』

ラパス内に3路線、市内に掛るピカピカの......合計約10Kmからなるロープウェイ。

交通渋滞解消を目的とした都市交通として、2014年5月30日に開業そうです。この街のボロボロさんとは....全く見合わない....最新の駅と設備.....。

現時点ある3路線は、

先ずは、①Línea roja(赤線)次に、②Línea amarilla(黄線)、③Línea verde(緑線)。

名前の如く、ゴンドラの色がその路線を表しています。

最初に開通したのは赤線。ラパス中心部とエル・アルトの間2.4Km(所要時間は約10分)。

一番、急勾配を上がる線で、従来は車で30分以上か掛かっていたクネクネ道を、一直線で駆け上がり、大幅な移動時間の短縮が実現したというすごいインパクトラインです。

その後、二か月後の2014年7月に黄色ライン(3.9Km)が開通しました。(中間駅2か所、所要時間13.5分の距離です)。

その3か月後の11月には緑ライン3.7Km(中間駅2か所、所要時間16.6分)が開通したそうです。

ゴンドラの最大定員は10名。、1時間当たり各路線3000人の輸送能力 だそうです(wikiより)。

標高4000mを越えており、ロープウェイとしては世界一高い場所で、総延長は都市交通としても世界最長らしい.....です。

建設はオーストリアのドッペルマイヤー社。総工費は2億3400万ドル。

運賃は3ボリビアノ(約45円)で、1日に17時間、360日/年、1時間に最大で1万8000人の運搬能力があるとされています。

オーストリアのような山脈国家は、ロープウェイのノウハウの蓄積が恐らく凄いのでしょう..

国営企業ミ・テレフェリコ社という会社が運営中。オーストリアの運営技術が移転されているとか。

元々は、モラレス大統領選挙で、票を獲得するために、かなり強硬に推し進めたこのロープウェイ計画だったそうです。

当然、最初は乗合タクシーの運転手たちの反対運動がかなり激しかったようですが、ふたを開けると、見栄えも良く、乗り合いタクシーの方がまだ安いため、住民が一斉にこちらに移る事も無いようで......

地元には、ひとまず受け入れられている様です。

施設の満足度

5.0

利用目的:
空港-市内間の移動
コストパフォーマンス:
5.0
利便性:
5.0

クチコミ投稿日:2019/09/15

いいね!:23

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