ビナサンは安全という先入観は危険。客の財布から高額紙幣を掠め取ろうとするホーチミンの悪質タクシー・ドライバーに要注意。
- 1.0
- 旅行時期:2019/02(約7年前)
-
-
by さっとん姉さん(男性)
ホーチミン クチコミ:14件
今年の2月に一人旅で初のベトナム入り。初のホーチミン・シティーだった。
到着の翌日、いろいろと評判が悪いホーチミン・シティのタクシーを二回使い、二回ともドライバーと喧嘩になった。いずれも日中の明るい時間帯である。
もっとも、相手側は喧嘩とは思っていないかもしれない。いいカモ=日本人の単独旅行者に逃げられただけだ、と。
1回目の戦い。
統一会堂前の道路で流しのタクシーを拾った。緑の車体。ベトナムにまだ不慣れなため、会社名はチェックしていなかった。
同じ車体を市内で多数見かけたので、大手のタクシー会社の車かもしれない。
この時うかつにもドライバーに言われるままに助手席に座った。
私一人だし、初日の印象(空港からホテルの近くまでエアポートバスに乗っただけ)から、ベトナムの治安は悪くないと感じていた。
タンディン教会で降りる時、メーターに表示された金額を支払おうと財布を開けたとき、ベトナムの通過単位に不慣れな私が計算に手間取っていると、ヒョイとドライバーの手が伸びてきた。
その手を払い除け、やっとのことでメーターが表示している金額分の紙幣を横にいるドライバーに差し出すと、そのうちの1枚を指差して、
「この紙幣とお前の財布の中のあの紙幣(桁が1桁大きい)は同じだ。俺はあの紙幣の方がいい。」
と、子ども騙しのようなことを言ってくる。
私は相手にせず、とっとと車を降りた。
2回目の戦い。
同じ日、タンディン教会からベンタイン市場へ行こうとすると、教会前に停まっていたビナサンのドライバーに声をかけられた。
事前のリサーチで信頼できる会社と認識していたし、メータータクシーだからと、今度も助手席に座ってしまった。
市場の少し手前で、なぜか別のドライバーに交替した。
市場に着くと、二人目のドライバーが先程のタクシードライバーとまったく同じ手口を使って私から高額紙幣を騙し取ろうとする。
もちろん何を言われても聞く耳を持たない私。メーター通りの料金を渡して車を降りた。
【対策編】
ホーチミン・シティの悪質タクシーの被害に合わないためには、どうすれば良いか?
1 そもそもタクシーに乗らない。
路線バスはバスアプリやGoogle Mapを使うと乗りやすい。
2 流しのタクシー、観光スポットでの客待ちのタクシーに乗らない。
私の経験が参考になると思う。日帰りツアーで一緒になった同朋は、ホテルのフロントスタッフに呼んでもらったタクシーに乗れば安全と言っていた。同感である。半日~一日の観光に、料金は少し高いがタクシーをチャーターするという手もある。
3 一人で乗らない。
4 助手席には座らない。
5 口コミを鵜呑みにしない。
ビナサンだから安全、という先入観は危険。私の事例を参照。
6 料金の目安を覚えておく。
ホーチミン・シティ(ベトナム)だと、路線バスは5,000~6,000VND、エアポートバスが20,000VND。市内のタクシー料金は短距離なら10,000VND台。
タクシーに乗るとき、お釣りが要らないように1,000台と10,000台の紙幣を多目に用意しておくと良い。
- 施設の満足度
-
1.0
- 利用目的:
- 市内・近距離
- 支払額の安心度:
- 3.0
- ベトナムのタクシーはメーターに細工をしている疑いを捨てきれない。
クチコミ投稿日:2019/09/14
いいね!:3票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する