ソファーでくつろぎながらルーベンスの傑作を鑑賞
- 4.0
- 旅行時期:2019/05(約5年前)
-
by Cotoさん(女性)
ロンドン クチコミ:18件
ウエストミンスターの近くに、ルーベンスの美しい天井画を鑑賞できるバンケティング・ハウス。
バンケティング・ハウスは、晩餐会や舞踏会をするための施設として、当時のホワイトホール宮殿内の敷地に建設されました。(1622年完成)
ホワイトホール宮殿自体は1690年代の火災により焼失してしましたが、バンケティング・ハウスは独立した建物だったため焼失せず、現存する貴重な建築です。
1649年、宗教弾圧等の数々の失政により議会の反発を招いたチャールズ1世は、清教徒革命により処刑されて生涯の幕を閉じましたが、その公開処刑が行われた場所はこのバンケティング・ハウスの前だったという歴史も。
バンケティング・ハウスはひと部屋しかないものの、音声ガイドが充実しているため、2時間ほどたっぷり時間をとってゆっくり鑑賞するのがおすすめです。
バンケティング・ハウス内の床には一人用ソファーがいくつか置いてあり、そこでくつろぎながら、歴史を感じ、美しいルーベンスの天井画を鑑賞することができるので、なんとも贅沢な時間が過ごせますよ。
- 施設の満足度
-
4.0
クチコミ投稿日:2019/05/21
いいね!:1票