壁面のフレスコ画や凝った装飾のアーチが特徴の建物
- 3.0
- 旅行時期:2018/05(約8年前)
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by T.バイソンさん(男性)
フィレンツェ クチコミ:86件
カルツァイウオリ通りからドゥオモ広場に入る角にある,壁面のフレスコ画や凝った装飾のアーチが特徴の建物。現在は美術館として使用されているようですが,もともとは聖ピエトロ・ダ・ヴェローナの創設した慈善団体ミゼリコルディア会のために,1352~58年にアルベルト・アルノルディによって建てられたもので,その後1425年に,ビガッロ隊という孤児救済の宗教団体に引き継がれましたが,子供が育てられない人はここにその子供を寝かせておけば,引き取り手を探してくれるという捨て子救済の施設だったようです。訪問時には,工事のため一部しか見えませんでしたが,ファサード右側には,ヴェントゥーラ・ディ・モーロとロセッロ・ディ・ヤコポ・フランキによる「聖ピエトロの説教と奇跡」というフレスコ画があります。1245年に聖ピエトロが現在の共和国広場で異端弾圧の説教を行っていた際,突然群衆の中に黒い馬が出現し,危険を察知したピエトロが手を上げて十字を切ったところ,強い硫黄の匂いを放ちながら馬が消え失せたという出来事を題材にしているとか。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/05/11
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