かつては北東アジア第一の金鉱山だった町
- 4.0
- 旅行時期:2018/12(約5年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
九分 クチコミ:3件
金瓜石は台湾北部の新北市瑞芳区にある町。
1890年代に、隣町の九份に続いて金鉱が発見されたことから急速に発展したという歴史があります。
1987年に閉山してからは世界遺産登録へ向けた動きがあったり、博物館などの施設も造られて観光地化も進んでいます。
その詳しい歴史については、次のウィキペディアのページで見てみるといいと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/金瓜石鉱山
私が初めて金瓜石を訪れた時には閉山直前の1986年で、その時には寂れてしまった金鉱山の町と言うイメージしか無かったのですが、今回久々に訪れてみたところ、金瓜石黄金博物園区や鉱山遺構が残る周辺を巡る車道や遊歩道が出来ていて、観光バスも押し寄せる場所になっていたのにビックリ!
それまでは遠くから見るしかなかった黄金神社、山肌を伝う煙道や各種の遺構も、今では訪れたり間近かに見られるようになったので、鉱山の歴史や鉱山廃墟がお好きな方なら訪れてみる価値ありだと思います。
黄金博物館、黄金神社、内部見学できる坑道、かつての日本人宿舎などがある金瓜石黄金博物園区への入場は有料(80元)。
園区内には、食事や飲み物休憩が出来るお店、お土産屋さんもあって不便無し。
ただ、気を付けたいのは、全体が金鉱山だった山の斜面にあるため階段が多いこと。
足腰の不調がある方は要注意。
金瓜石黄金博物園区外の周辺の山間にも金鉱山だった頃の遺構は多数残っているので、出来たらレンタカーで回るか観光タクシーで行けば、違った角度からの景色も併せて見られたり、鉱山の規模にも驚くと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2019/02/01
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