【入場拒否】 インスタ映えの犠牲になった教会
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- 旅行時期:2019/01(約5年前)
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by ジートさん(男性)
ホーチミン クチコミ:8件
ホーチミンを代表する「インスタ映え」スポットです。
教会自体は昔から存在しているのに、数年前のガイドブックには一切紹介されておりません。
(ガイドブックの地図には載っていますが、あくまで単に名前が書いてるだけで別ページで特集・紹介などは一切されていない)
ここ数年、「インスタ映え」ということで急激に有名になりました。
日曜の16:00頃に訪問。
時間帯によっては見学できないこともあると聞いていたのですが、門は開いていました。
安心して中に入ろうとすると、いきなり強面の守衛が表れて「NO!」の一声で通せんぼ。
私とほぼ同じタイミングでやってきた欧米人のカップルに対しても、「NO!」と通せんぼ。
口論する私たちの横を、現地のベトナム人が何食わぬ顔で入っていきます。
明らかに、外人だけを通行拒否しているようです。
欧米人はしばらく口論した後、諦めて退散したようです。
私はちょっと納得いかなかったので、
「みんな入っているじゃないか? 外人だけを差別するのか?」
などと英語で質問しましたが、
どうも英語が全く通じないみたいで、ベトナム語ですごい剣幕でまくしたてられるのみ。
仕方ないから、こちらも日本語で応酬。
ベトナム語と日本語というまったく意味のない口論を1分ほど経たのち、ようやく聞き取れたのが、
「カトリック?」
勢いで「YES!」って答えると、渋い顔で、「入れ」とだけ促され、入場を許可されました。
どうやら、中に入れるのはカトリック教徒限定のようです。
が、いざ、中に入ってみると、みんな静粛にお祈りを捧げているようで、写真を撮影しようとする私はいかにも場違いな雰囲気です。
そっか、ミサの時間なんだな。。。。
守衛もきっちりとそれを伝えてくれればこちらも大人しく変えるのに、英語が話せないものだから、すごい剣幕で恫喝するしかできないのか。。。
そう考えると、無理やり入って悪いことをしたな。。。と私も冷静になって反省し、すぐに「I'm sorry」とだけ守衛につぶやいて退散しました。
ピンク色の美しい外観でガーリースポットとして、近年、急にもてはやされましたが、あくまで、教会です。
入場料もとっていないので、信心もない観光客にドカドカと押し寄せられて写真を撮りまくられると、いい迷惑でしょう。
こうした、本来は観光地でもないスポット、特に宗教施設が、「インスタ映え」とかの影響で急に有名になった場合、
観光客と融和する場合もありますが、この協会の場合、
・見学を許していたけど、見物客が多すぎるから内部見学は禁止にした
・見学してもよい時間を決めて、それ以外は不可にした
などの対応から、明らかにあまり観光客を歓迎していないと思います。
今は、礼拝に影響のない時間に限って、少しだけ見学させてあげている、というスタンスに過ぎず、決して観光客に迎合しているわけではありません。
それならば、こちらも秩序を保つべきでしょう。
難点としては、見学をしてもいい時間がコロコロ変わること。
そして肝心の守衛が全く英語ができないこと。。。ですね。
偏見かもしれませんが、キリスト教なら、多少の英語くらい勉強しろと言いたい。。。笑
そして私はともかく、追い返した欧米人、キリスト教徒の可能性も普通にあり得るだろ。。。。笑
建物自体は確かに素晴らしいのですが、あくまで宗教施設であり、観光スポットではないということを肝に銘じるべきだと思いました。
あまり遊び半分で訪れるところではない。。。という意味も込めて、これ以上、観光客が増えないよう、あえて星1とさせていただきます。
ホーチミンの市街地から遠く離れているわけでもないので、せっかく訪れたのに入場拒否されれば、あっさり諦めてまた別の時間帯に訪問する、、、、等のほうがよさそうです。
まあ、「いつなら入れるの?」っていう英語も絶対通じないのですが。。。。苦笑
- 施設の満足度
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1.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2019/01/15
いいね!:3票
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