【速報】マンダレー駅からゴッティ鉄橋・ラーショー方面の列車の情報
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- 旅行時期:2018/12(約7年前)
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by タヌキを連れた布袋(ほてい)さん(非公開)
マンダレー クチコミ:1件
マンダレー駅からゴッティ鉄橋を渡ってシーポー・ラーショー方面へ行く早朝列車の情報。
同列車の情報は様々な人たちがネット上で情報提供をしてくれているが,鉄道当局の取扱いがクルクル変わるためどうなっているのかよく分からないところだ。今朝(2018年12月29日)乗ってきたので生の情報をお知らせする。
切符は前日からの発売である。ヤンゴン駅(3日前から)などとは異なるようだ。昨日の朝7時にマンダレー駅の8番窓口(特等車用窓口)へ行くと「Full」と言われ,16番窓口で普通車(Ordinary Class)の切符を買うことになった(1700MMK・座席指定)。なお,購入時は氏名とパスポート番号が必要。
そして今朝3時半過ぎにマンダレー駅へ到着。見ると列車は普通車3両と荷物車2両の編成。特等車(Upper Class)の設定はそもそもなかったようだ。
座席は始発からほぼ満席。定刻0400を20分ほど過ぎて発車。まだ暗い中を他の駅に停車するたびに新たな乗客が乗り込んできて完全な満席状態となる。適当に検札がある。(経年劣化の歪みにより)閉まらない窓がたくさんあるので外気が吹き込み非常に寒い。ダウンジャケットを着込んでいても寒かった。地元の乗客は毛糸の帽子やコートを着た上に毛布を被って完全装備。朝7時頃にやっと日が差してくる。
最初の長時間停車は8時過ぎのピンウーリン(メイミョー)駅。ここではたくさんの外国人観光客がホームで乗車を待っている。すでに満席状態なのにどうやって乗るのかと思っていたら,ここで普通車3両が増結される。それでも出発時は全車両満席状態だ。
多くの駅は停車時間数分,大きな駅でも10分前後の停車で発車する。ダイヤの遅れは最大30分くらいしかない。ゴッティ駅の停車も10分程度。ここで降りる団体客がいて,やや座席に余裕ができる。
ゴッティ鉄橋はかなり遅い速度で渡る。眺望は左側のほうが良いが右側でもまったく見られないというわけではない。
結局,シーポー駅にはほぼ定刻(15時過ぎ)に到着した。ミャンマー国鉄は汚名を返上しつつあるのかもしれない。
ピンウーリン以降の大きな駅では米飯にヒンをぶっかけたものなどを発泡スチロールの弁当箱に入れて売ってくれる。衛生度が不明のおばちゃんが紙幣を扱った手で混ぜて作った油そばもある。ときどき清涼飲料水やビール,スナック菓子の車内販売がある。
ピンウーリンの駅には外国人用の洋式トイレがありまあまあきれい(無料)。その他大きな駅には有料トイレがある。列車のトイレを使用するのは事実上難しい。走行中の揺れはかなりのものだ。
インドの普通車や昔の中国の硬座を堪えたことがある人は普通車でも難なく汽車旅を楽しめると思う。それよりこの時期は寒さ対策が大事。気になる人は空気座布団などを持参してもいいかもしれない。
- 施設の満足度
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3.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 1.5
- 満席!
- 施設の充実度:
- 2.0
- 昔の中国の硬座,インドのオーディナリーよりはマシ。
クチコミ投稿日:2018/12/29
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