質・量ともに圧倒的に素晴らしいモザイク博物館
- 5.0
- 旅行時期:2018/10(約6年前)
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by mishmishさん(非公開)
ガズィアンテップ クチコミ:2件
2011年開館の博物館。ゼウグマの古代遺跡で発見された美しいモザイク画の数々を鑑賞することができます。ギリシャ神話を題材にしているものが多く、その立体感、透明感はモザイクとは思えない完成度です。
中でも有名なのが「ジプシーの少女」と呼ばれるモザイク画。
ゼウグマは、ガジアンテップ郊外、ユーフラテス川の畔に建てられたコンマゲネ王国の古代都市。紀元前300年にアレクサンダー大王の将軍、セレウコス1世によって創建されました。ユーフラテス川に橋が架かっていたことから、ゼウグマはギリシャ語で「橋」の意。紀元前31年に、ローマ帝国の支配下に入りました。
当時ゼウグマに住む富裕層の邸宅は、ユーフラテス川から採れる様々な色の石を使って床にモザイクが敷かれ、壁はフレスコ画で装飾されたそうです。
これらの遺跡は、ユーフラテス川で計画されたダム建設によって発見されたものの、2000年のダム完成によって遺跡の3分の1は水没してしまいました。しかし考古学者の努力もあり、モザイク画のうち約3分の2は保護され、現在はガジアンテップのこのモザイク博物館に展示されています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2018/12/26
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