へぇぇ~、ここに、こんな場所があったんだぁ~「ガラスのお家(カーザ・ジ・ビードロ)」(Casa de Vidoro)(サンパウロ/ブラジル)
- 4.0
- 旅行時期:2018/10(約7年前)
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by コタ(Kota)1号さん(非公開)
サンパウロ クチコミ:348件
こんな場所があったんだぁぁぁ......
私は、早10年近くを、ここブラジルはサンパウロで過していますが、こんな場所がある事を知りませんでした........。
サンパウロの建築家の間では、非常に有名な場所なんだそぅ~
ここは、サンパウロのパウリスタ大通り(Av.Paulista)にある【サンパウロ美術館(通称:MASP・マスピーMuseu de Arte de Sao Paulo)】を建てた(デザインした)、当代の建築家:リナ・ボー・バルディ女史の私邸です。
今から67年前の、1951年に建設された自宅だそうです。昔は、郊外で禿山、今は、高級住宅地に変貌を遂げた「モルンビー」という地域にあります。
今回、知り合いの建築家の集いで、この場所を初めて訪問したのですが、結構、知る人ぞ知る場所の様で、玄関先には、大きく立派な受付のテントまで設置されており、ブラジル人の観光客の出入りが非常に多く、逆に驚いてしまいました。
今は、森林に覆われた私邸ですが、建築当初は、この近辺は、サンパウロの街が見渡せる程、全くの禿山だったそうで、オーナーのリナ自身が、植栽デザインを綿密に行い、数十年(今や70年近く経ちますが)後に、こうなるだろう、こうなって欲しいという思いを込めて、デザインされたそーです。
現状、住宅の周りは、原生林に覆われ、サンパウロにいながら なんだかアマゾンの森林の中にでもいるのか.....と錯覚させる程、ブラジルらしい様相に仕上がっています。
まあ、建築の素人(の私)には、そろそろ建屋自体も老朽気味、デザインもいまの時代には、それほど奇抜でもなく、大きな驚きも無いのですが.....
70年近くも前に、こんな建物が建てられたと言う事を考えると、そら当時は、業界を相当 驚かせたのだろうな~という事は、十分に想像がつきます(勿論、今でも一部の建築家には「聖地」の様な場所なのかもしれません)。
建築等にご興味があれば、是非、どーぞ!
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/11/08
いいね!:24票
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