ルチャの聖地アレナ・メヒコリングサイド観戦
- 5.0
- 旅行時期:2018/07(約7年前)
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by まきちゃんさん(女性)
メキシコシティ クチコミ:4件
安い席(数百円~)で良いなら、当日窓口でも買えます。席のグレードごとに窓口が分かれているようです。リングサイドを買うなら窓口ではすぐになくなりダフ屋から買うしかなさそうです。
私は5列目あたりを買いましたが、おそらく1万円以上かかっています。
会場周辺に屋台があって、おみやげ品を買う事ができますが、CMLL公式グッズは会場に入った所にあるので注意が必要です。(資金を使い過ぎないように)
また、会場近くに有名なチャーハン屋があるのですが、行列するのと、食材がなくなったら終了するので、ここを目当てに行くなら午後2時ぐらいまでには店に並んでおいた方が良いかもしれません。それでもなくなる可能性はありますが…
会場前には、入り口をふさぐようにずらりともぎりの人が並んでいて、単機能カメラを持っていないかチェックされます。荷物の中も見る感じ。スマホは大丈夫です。
中に入ると、前述のグッズ売店(屋台よりは高い)、フォトスポットがいくつかあって選手たちと写真が撮れます。並ぶ事はあまりないと思いますが、余裕を持って1時間前くらいに入っておいた方が良いでしょう。
時間帯によってはトイレも込み合いますので、あまりギリギリにならないうちに済ませておいた方がいいと思います。このへんは日本のプロレス観戦とあまり変わりなし。また、飲み物の売店もありますので、特にソフトドリンクはここで買う方が良いでしょう。ビールは席でも買えるので、あえてそこで買わなくてもいいと思います。(白い服の人)
座席は、案内の人(青い服の人)に教えてもらわないと、自力では探せないと思います。チップが必要です。
試合中でもひっきりなしにビール売りの人が歩いてますので、頼めば買えると思いますが、場所によってはなかなか出てこない事もあるかもしれません。
アレナ・メヒコは、サイズで言うと約2万人入ります。武道館より大きい。しかもプロレス専業の会場です。火・金・日で試合がありますが、金曜アレナ・メヒコが一番盛り上がる所です。開始時間は曜日で異なります。金曜は遅めの20時ぐらいだったと思います。
全ての試合が終わるまでには2時間強ぐらいかかると思いますが、試合運び自体は日本のように長引く事はないので、テンポ良く進む感じ。(現状新日のビッグマッチのメインは30分超えの試合も多いので)
試合後は出口はかなり込み合います。(横アリのライブ終わりみたいな感じ)22時過ぎてますけど、まだまだやってる飲食店も多いので、その後軽く食べて帰るのがおそらく地元民のノリなのではないかと。私は少し離れた場所のタコス屋に寄りましたが、ここで初めて「ハマイカ水(ハイビスカスティー)」を飲んで、こんな美味しいものなのかと驚いて、おみやげにスーパーで買い求めました。「ハマイカ」は、日本だとハイビスカスティー(シングルティー)と同様の感じです。
アクセスですが、地下鉄が便利だという事ではあるのですが、現地の地下鉄やバスではスリにあう人も多いようです。私は車移動だったのでリアルな所はわかりませんが、確かに傍目にも、メトロバスなどは込み合っているしどさくさ紛れにという事はあるかもしれないな、と思いました。
余談ですがアレナ・メヒコには「フリーダム」というスポーツバーが新しく設置されており、食事も楽しみながら試合を見る事ができるようになっています。また金曜日にはルチャドールが必ず訪れれるというサービスもあると聞いています。
リングからは離れますがまた違った楽しみ方ができる所でもあるので、フリーダムを利用できるようなら利用してみても良いと思います。私は、次回は是非フリーダムは体験しておきたいと思っています。
プロレス専業の会場ですから、例えば天井カメラが付いていたり、ライトのみならず電飾の演出が派手だったりと、日本とは全く違った雰囲気でプロレスを楽しめます。観客も思い思いの声援を送っているので、黙って見てもいいし声を出してもいい、気楽な雰囲気です。(日本だと比較的特定のコールをきれいにやる感じなのと、選手の名前を言う応援が多いですが、メキシコ人にとっては揃えてコールする感覚は日本ほど強くはありません。やってる人も勿論いますけど、それすら埋もれるぐらい現地はうるさいので)
オプションツアーだと席の指定は難しいと思いますが、個人で行かれるなら、リングサイド席の入手は一筋縄ではいかないのでご注意を。
試合の楽しみ方ですが、私はプロレスを歌舞伎に例えて考える事が多いです。メキシコのルチャはその色が濃いですが、それ以上に、技の美しさやアクロバティックな飛び技の見事さは一見の価値があると思います。日本のプロレスでも最近よく使われるトペ(リング内から外へ飛ぶ技)、ケブラドーラ・コンヒーロ(風車式バックブリーカー)、ジャベ(関節技)等、メキシコのプロレス技が多く使われています。
もし見られる方は、マスカラ・ドラダの「空中殺法10連発」動画を見ていただければ、一通り現代のルチャの飛び技がわかると思います。ルチャドールもどんどん多彩になり、投げ技を中心に使う人もいますし、飛び技以外にも、客を盛り上げる技術は本当に素晴らしいものがあります。
現新日ファンなら、ロス・インゴベルナブレス(本家)登場試合もありますので、これのグッズを買う目的だけでも十分、楽しめるのではないでしょうか。本家ロスインゴグッズも売れてるようですし。(凝っていてかっこいいと思います)
私は、「ついで観戦」ではなくアレナ・メヒコへ行くためだけにメキシコ旅行をしましたが、それだけの価値はあったと自分では思っています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 地下鉄が便利なようですが、スリが多発するようです。私は車で行きました。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- リングに近いほど高い。そりゃ当たり前ですが。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 中に入ればそんなでもありません。通路も広めです。
- 施設の快適度:
- 4.5
- 日本の会場よりシート幅は広いです。また列ごとに多少の勾配あり見やすいです。
クチコミ投稿日:2018/08/19
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