海辺に建つオスマン夏の離宮。アブデュルハミト2世が晩年を過ごした場所。
- 4.0
- 旅行時期:2018/06(約8年前)
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by leleballoon(ルルバルン)さん(女性)
イスタンブール クチコミ:11件
ベイレルベイ宮殿は旧市街や新市街から少し離れたアジア側にあるため、旧市街からトラムでカバタシュまで行き、カバタシュ港から出ている途中下車のできるクルーズ船で行きました。
クルーズの終盤で、ベイレルベイ宮殿最寄りの船着き場に降りることができます。
ベイレルベイ宮殿は、ドルマバフチェ宮殿を建築したのと同じアルメニア人、バルヤン家の人々の手によるもので、ドルマバフチェによく似ています。
異なる点は、夏の離宮と呼ばれるだけあって、少し夏向けにつくられているところでしょうか。敷いてあるゴザや宮殿内の泉に夏らしさを感じました。
この宮殿は、オスマン末期のスルタン、アブデュルハミト2世が晩年を幽閉されて暮らしたところです。アブデュルハミト2世といえば、立憲政治をやめ専制政治に戻した人で、数々の反対勢力を弾圧したことから「赤い流血の皇帝(Kızıl Sultan)」とも呼ばれています。
そんなスルタンが、晩年を過ごすには優雅すぎると感じるほど、豪華で美しい宮殿でした。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.0
- バスでも行けるそうですが、船で行きました。
- コストパフォーマンス:
- 2.0
- 高め。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 市街から少し離れているので、観光客は少なめ。
- 展示内容:
- 4.0
- 夏の離宮らしい涼しさがありました。
クチコミ投稿日:2018/06/20
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