ケーブルカー Cable Car

その他の交通機関

落書きのせいで風景が台無し

4.0
旅行時期：2016/09（約9年前）

by QUOQさん（非公開）

リスボンクチコミ：93件

坂の多いリスボンならではの乗り物。乗ることも見ることも観光の一部といった感じです。路線はビカ線、グロリア線、ラヴラ線の3路線。正規運賃は1回の乗車につき3.6ユーロもかかるため、リスボアカードやViva Viagem（1日乗車券）の有効期間内に乗ったほうがいいです。車内に黄色のICカード読み取り機が設置されています。

ビカ線：
坂上よりケーブルカーの背後にテージョ川が見える風景がリスボンらしく撮影スポットになってます。坂下のサンパウロ通りに面した乗り場は屋内にあります。車両は坂に合わせて斜めになっており、乗車口は片側のみに3か所。

グロリア線：
レスタウラドーレス広場の北西端からサンペドロデアルカンタラ展望台へ行くのに利用価値あり。観光客が大勢利用しています。車内は階段状になっておらず水平。そのため一番坂上側に乗車口があります。

ラヴラ線：
近隣にめぼしい観光スポットがあまりないので、3路線の中でダントツですいてました。なので、ゆったりと（といっても数分ですが）乗車を楽しみたいならラヴラ線が最適。車両はグロリア線と同じで車内は水平、乗車口は坂上側。

3路線すべてに言えることですが、車両の落書きがひどいです。せっかくの風景、雰囲気を台無しにしていると感じました。日本だったらニュースになって取り上げられるレベルです。トラムと違い夜間に車庫へ入らないせいもあると思います。

ただ、たまに落書きを消しているようで、はじめにグロリア線に乗った時は落書きだらけだったのが、5日後に乗ったらきれいな元の色に塗り直されていました。おそらくいたちごっこになっているので、塗り直してはまた落書きされて…　の繰り返しなのでしょう。きれいな車両が見られるかどうかは運次第といえます。