飲食街のクラーク・キーと裁判所が多い地区とを結ぶ橋。
- 4.0
- 旅行時期:2018/02(約6年前)
-
by SUR SHANGHAIさん(女性)
シンガポール クチコミ:440件
マリーナ・ベイに注ぐシンガポール川には多数の橋が架かっていますが、リード橋もその一つ。
今では大きな飲食街になっているクラーク・キーと対岸の裁判所が多い地区とを結ぶ歩行者専用の橋になっています。
見た目はシンプルな橋なので、気にも留めず渡る人が大部分になるのでは。
今見るリード橋は1990年代に改築されたものですが、最初に造られたのは1889年。
その当時のクラーク・キーは、沖合の船からシンガポール川を遡る小舟によって運ばれた船荷の倉庫街、その対岸は船荷を運ぶ苦力(クーリー)の居住区だったそうで、リード橋は単に川を渡る手段としてだけではなく、苦役に疲れた人々が憩いを求めて集まって来た場所でもあったのだそう。
橋の名の由来は、当時のシンガポールの商業界のリーダー的存在だったイギリス人、ウイリアム・ヘンリー・リード氏の名から取ったと言われています。
クラーク・キー対岸にマーチャント(商人)・ロードという道があるのもその名残なのかも。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
- 見た目はシンプルな橋ですが、歴史をひも解くと興味深い橋です。
クチコミ投稿日:2018/05/29
いいね!:0票