キリストに向かって殉教者・聖母子に向かって聖女の行進のモザイク画は見事
- 5.0
- 旅行時期:2017/09(約7年前)
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by rinnmamaさん(女性)
ラベンナ クチコミ:8件
モザイク巡りの最後に訪問しました教会です。
到着して目に入って来ますのが、入り口横の38,5メートルあるという鐘楼です。
下から3段の短窓層・次が3段の二連窓層・最後が2段の3連窓層の端正な形をしています。
ラヴェンナの聖堂・教会は、高さの違いは有りますが、同じような鐘楼が多かったです。
たた、外観は普通の教会にしか見えません・・でも、入ると素晴らしいです。
入り口に金ぴかのモザイク画がありますが、ユスティニアヌス1世です。
サン・ヴィターレ聖堂のモザイク画と、全然違いますの、見比べてみて下さい。
中に入りますとサンタポリナーレ・イン・クラッセ聖堂同じく、身廊横に列柱が並んでいます。
雰囲気は似ていますが、こちらはアーチ状の上にモザイク画が描かれています。
元々はゴート王・テオドリックによって起工された教会ですが、ビザンチンのユスティニアヌス王の時代に全面的にカトリックの理念に塗り替えられたそうです。
右上部のモザイク画を大写ししていませんが、キリスト受難と死のテーマのモザイク画で描かれている。
テオドリック王の宮殿「パラティウム」から出発した殉教者の行進は、キリストに到達する。
また、クラッセ港を出発した聖女の行進は、玉座の聖母子が目的地です。
殉教者・聖女の上のアーチの窓の間には聖人達のモザイク画画描かれています。
その上がキリストのストーリーです。
殉教者・聖女・聖人の表情などの違いを見るのも良いですね・
外には回廊があってたわわに生ったブドウの甘い香りがしていました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2018/05/08
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