ハンザ都市ゾーストは中世の城砦都市の面影を良く残している。
- 4.0
- 旅行時期:2014/05(約10年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ゾースト クチコミ:1件
2014年ドイツ:北方二州を巡る
(北方二州:シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州 &
メクレンブルク・フォアポンメルン州を中心に巡る旅)
(2014年05月09日~23日 15日間)
05月21日(水) 271km、晴れ、朝方23.5℃と高い、この日の最高は26.5℃、
<Soestゾースト見学>: 12:45~14:40
http://www.soest.de/
1180年、ゾーストの町は良き時代を迎え、102haの市域に拡大し、3.8kmの市城壁を張り巡らし、10の塔を備える程となった。
1253年にハンザ同盟の一員になった事で、塩の取引による多くの利益を生み、町は繁栄し、中世にはウェストファリア地方では最大の都市であったと云う。
第二次大戦では30を数える爆撃で、町の3分の2を消失した。現在、当時の教会のいくつかは旧市街に残っていて、町を取り巻く城壁も7割近くが残り、中世の城砦都市の面影を良く残している。旧市街には美しい木組みの家並みも見られる。人口は5万人を数える。
城砦都市の周辺は緑の庭園の環状線となり、その中心に紅白の色合いが目立つバロック様式の市庁舎が置かれ、左右にSt. Petri聖ペトリ教会とSt.Patrokli-Dom聖パトロクリ大聖堂が立つ。教会傍に嬉しいことに無料駐車場があり、ここからまず二つの教会見物をした。
その他の見所はマルクト広場にあるHotel Im wilden Mannホテル・イム ビルデンマンは当地一番の木組みの家で、17世紀の二重の切妻屋根が一段と美しい、
後期ゴシックの大きなSt.Maria zur Wieseザンクト・マリア・ツア・ヴィーゼ =Wiesenkircheヴィーゼン教会、
1220年頃の天井や壁に描かれたフレスコ画は評判通りのSt.Maria zur Hoeheザンクト・マリア・ツア・ヘーヘ=Hohnekircheホーネ教会がある。
マルクト広場の周辺は木組みのホテルやレストランがぐるりとある。この日は水曜日にも拘らず多数の観衆がいて、子供たちのサッカー試合で盛り上がっていた。
小さな町だが中々好ましい町だ。
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- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 景観:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/03/31
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