ガイドツアーでのみ見学可
- 4.0
- 旅行時期:2016/06(約10年前)
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by sanaboさん(女性)
ポルト クチコミ:31件
火災で焼失したサン・フランシスコ修道院の跡地に、ポルト商工会の建物として、1834年にネオ・クラシック様式で建造されました。(ですので、宮殿ではありません)
ごく最近まで証券取引所として使用されていましたが、現在はポルト商工会本部のオフィスとなっています。(Bolsaとは株式・証券取引所を意味するのだそう)
ガイドツアーでのみ見学可(8ユーロ)ですので、私たちは英語のツアーに参加しました。
建物の中央には『紋章の間』と呼ばれる吹き抜けのホールがあり、ガラス天井のすぐ下にはポルトガルの紋章と当時ポルトと深い関わりのあった19ヶ国の紋章が飾られています。
床のモザイク模様はまるで絨毯のような美しさです。
主な見学コースは、大理石の階段を上った2階の(『紋章の間』を囲む)回廊に面した部屋の数々です。
50年ほど前まで実際に裁判が行なわれていた『法廷の間』や、歴代の国王の肖像画が飾られた部屋、1880年から1954年まで実際にこの建物で使用されていた電信機器が展示されている部屋などがありますが、一番の見どころは『アラブの間』。
『アラブの間』は当時のポルトの経済力を誇示するため、18年の歳月をかけて造られたそうです。 アルハンブラ宮殿を模したというアラベスク模様が美しく、大変見事ですので是非ご覧下さい。
この豪華絢爛さが宮殿ではないのにボルサ宮と呼ばれる所以かもしれない、と思わせます。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- サン・ベント駅から徒歩で10分ほど
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 内部見学のガイドツアーは8ユーロ
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 各国語のガイドツアーの人々で混み合っていました。
- 展示内容:
- 4.0
- 『紋章の間』や『アラブの間』など見ごたえがあります。
クチコミ投稿日:2018/03/30
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