ハイデルベルク城 Schloss Heidelberg

城・宮殿

伝説や言い伝えにあふれた美しい廃城

5.0
旅行時期：2017/08（約8年前）

by u3nさん（女性）

ハイデルベルククチコミ：5件

フランクフルト発着のバスツアーで訪れました。
添乗員さんに案内してもらってまわったため、たくさんの言い伝えや伝説、解説などを聞きながらまわることができました。

印象に残った逸話をいくつか挙げると…

〇チケット売り場近くにあるエリザベス門。エリザベスへの１９歳の誕生日に一晩で造らせた門なので表は装飾が立派だが、裏は簡素。
〇城門塔の装飾には２頭のライオンが盾をもっていたが、フランス軍に持ち去られて行方知れず。
〇城門塔の金輪には「魔女の噛み跡」が残っている。魔女が噛み切ろうとしたが噛み切れなかった。
〇ルプレヒト館の建築をしていた大工の子どもが、工事現場に来た時、足を踏み外して死んでしまった。その供養のために、父親の夢枕に立った子どもたちをモデルに天使の彫刻像を造り、コンパスをはめこんだ。
〇テラスの「騎士の足跡」は「騎士が飛び降りたときの足跡」説と「フリードリヒ４世が酔っぱらって飛び降りたときの足跡」説がある。

などなど…

伝説や言い伝えにあふれた美しい廃城だな、と思いました。
大樽を保管している館では大樽の上に登れます。樽の監視人だった人の像の横にはびっくり箱が飾られており、ひっぱったらびっくりするのでぜひお試しあれ。

テラスからは、ハイデルベルクの美しい街並みを見下ろすことができます。