裏にも回ってください。
- 3.5
- 旅行時期:2018/01(約8年前)
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by beanbagさん(男性)
ローマ クチコミ:5件
クチコミが少ないと書いてみたくなるのは悪い癖です。
コルソ通りにあるので通りがかりに入ってみました。ほとんど無名のマイナーな教会です。
この長い名前の教会は、前身の古代教会が10世紀のローマに存在したことが確認されていますが、その後破壊され、オノリオ・ロンギの設計で1612年着工、1669年に完成しました。資金不足で建設は難航したそうです。
正面の祭壇画はカルロ・マラッタの「アンブロージョ、フランチェスコ・ディ・サレスとニコラの訪問を受ける聖母子」、天井画はジャチント・ブランディ「反逆の天使の堕落」など内部は華麗な装飾で彩られています(表題は私の勝手な翻訳)。無名の教会ですらこのような立派な内装であることに驚かされます。
タンブリーニ社のパイプオルガン Opus 119 は、1928年の建設です。ユリシーズ・マッテイ設計のこのオルガンは、20世紀の80年代と90年代に数回修復され、2008年にはOSL社によって新しいコンソールを設置、現在、61音の3つのキーボードと32のペダルボードで演奏されます。
普通は内部を見学しておしまいですが、聖堂の裏には聖アンブロージョと聖カルロの彫像があります。これも機会があれば観ておくと教会の歴史を理解する参考になると思います。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コルソ通りに面しています。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- タダです。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- マイナーな教会なので空いています。
- 展示内容:
- 4.0
- その割には立派な内部です。
クチコミ投稿日:2018/02/22
いいね!:22票
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