マヤの生命の樹とキリスト教/サントドミンゴ教会
- 4.0
- 旅行時期:2015/12(約8年前)
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by ウェンディさん(女性)
オアハカ クチコミ:14件
オアハカのサントドミンゴ教会は、その内部装飾に金銀宝石をふんだんに用いた教会ということで知られています。
中でも生命の樹と言われる装飾は、大きな樹木の枝先にキリスト教の聖人たちがたわわに実った装飾で、鈍い赤色の輝きを放つ宝石で彩られています。
実はこの生命の樹の発想はキリスト教だけではなく、欧州人による征服前からこの地に存在した文明であるマヤ文明にもあった考え方で、征服以降に浸透したキリスト教がすんなりとこの地に根づいたのも、二つの宗教感の間に「生命の樹」という共通の考え方があったからかもしれません。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 同一建物内にオアハカ文化博物館あり
クチコミ投稿日:2017/11/04
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