ショップハウスと呼ばれる長屋建築が見学できる
- 3.0
- 旅行時期:2017/07(約9年前)
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by キートンさん(男性)
ペナン島 クチコミ:3件
孫文(1866~1925)は、「中国革命の父」と呼ばれる革命家で、中国と台湾の双方で尊敬されている稀有な人物です。
ここは1909~11年、孫文を支援する活動家たちが結成した「同盟会」の本部として使用され、辛亥革命前の1910年には孫文も4ヶ月間ここに滞在したということです。
三民主義を唱え、清朝打倒を目的に革命資金を確保するため世界中を周っていた孫文が、反孫文派の圧力から逃れるためにここに移って来ました。
1911~12年の辛亥革命により、清が打倒され古代より続いた君主制が廃止され、共和制国家である中華民国(台湾)が誕生しました。
孫文はその臨時大統領となりました。
建物は、ショップハウスと呼ばれる複数の家がひと続きになった2階建の長屋形式で、1階が記念館、2階が住居になっています。
間口が狭く、奥行きが長いうなぎの寝床状の構造で、一番奥に台所とトイレがあります。
採光と風通しのための中庭は、雨水を蓄えたり観葉植物を置くなど、工夫が施されています。
2階はプライベートの住居として使われているので立入禁止です。
入場料は5RM。
建築に興味のある人にもお勧めです。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- 付近に観光の見どころが多い
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 入場料は5RM
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 混むほどではない
- 展示内容:
- 3.5
クチコミ投稿日:2017/09/24
いいね!:2票
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