アイルランド国立博物館 (考古学館) National Museum of Ireland - Archaeology
- 3.0
- 旅行時期:2017/07(約8年前)
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by ミルさん(男性)
ダブリン クチコミ:12件
国立図書館の隣にあるのが国会議事堂「レンスター・ハウス」。そしてその議事堂の隣にあるのがアイルランド国立博物館 (考古学館)です。紀元前7000年の先史時代から青銅器時代、そしてケルト文化を中心に展示している博物館です。なんと言ってもこの博物館のすばらしいところは、入場料が無料という点です。定休日の月曜日以外は誰でも自由に出入りすることができます。日曜日だけは午後の数時間のみのオープンとなります。必見物はアーダの聖杯とタラのブローチですが、それ以外にも数々の興味深い展示品を持っています。アイルランドと地中海地方との交易の事実を記したパピルス、1123 年に作られたコングの十字架、ヴァイキング時代のスカンジナビアの銀製品、古代エジプトの品々、ゴールウェイで発見されたヨーロッパ最長の15.25mもあるカヌー、泥炭ミイラなどなど見どころいっぱいです。泥炭は想定外の展示品です。泥炭ミイラはエジプトのミイラとは違い自然に出来た産物です。多くの場合、生贄として捧げられた人は沼地に埋葬されました。紀元前400から200年の鉄器時代のことです。泥の内部は酸素の含有率が低く、酸性の性質を持つことから、微生物の活動が抑止され、結果として保存状態の良いミイラが自然に出来てしまったということです。かなり、リアルなミイラなのでインパクト大なので、覚悟してご覧ください。
- 施設の満足度
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3.0
クチコミ投稿日:2017/07/29
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