観光地化されていない昔の美しさを残すヒンドゥー寺院
- 5.0
- 旅行時期:2017/03(約7年前)
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by ウェンディさん(女性)
バリ島 クチコミ:14件
クヘン寺院は古くからのバリ・ヒンドゥ寺院の趣を現代まで残す13世紀に建立された寺院で、このお寺の特筆すべき点は、ヒンドゥ教の寺院の中でも珍しい3階層(外境内・中境内・奥境内)の構造を持つ寺院だということです。
外境内には600年の樹齢のバンヤン・ツリ-(ベンガル菩提樹)が、大きくその葉を広げ、中境内には800年前のバンリ王国の王妃が祖国から取り寄せた中国陶器が今なお、壁の壁面を飾っていました。
そして、奥境内にあるのはアグン山を模したメルと呼ばれる11層の屋根を持つ多重石塔があり、その下部には建立当時の彫刻が今なお残されています。
バリのヒンドゥ寺院は観光地化されているところも多く、若干商業ベースが強い部分が何だかな…とも感じることも多いようですが、クヘン寺院は素朴で地元に密着した昔ながらのお寺。
派手さはないですが、心が落ち着くお寺でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2017/06/14
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