ハフパトとサナヒンの修道院群　 Monasteries of Haghpat and Sanahin

史跡・遺跡

訪問するなら夏がおすすめ。5月は悪路が続きます

4.5
旅行時期：2017/05（約7年前）

by ROSARYさん（非公開）

エレヴァンクチコミ：3件

アルメニアの至宝、ハフパト修道院。建築やハチュカル（十字を刻んだ石）に興味があるなら、スキップすることができないところです。サナヒン修道院とあわせて、世界遺産に指定されています。

ハフパト修道院はジョージア国境にも近いロリ地方にあり、標高は1000ｍほど。デベド川から300ｍほどの山道を上った崖上にあります。

ここからセヴァン湖経由でエレヴァンまで、というのがよくある旅程だと思いますが、セヴァン湖は標高1900ｍほど。その間、山間のくねくね道が続きます。特に、冬場に融雪剤を使うため、春は道路がかなり傷んでいる。5月頃までは雨も多いため、そのあとから道路を修復するとのことで、GWあたりのアルメニアは、ひどい悪路になっています。特に、大型の観光バスは、穴ぼこを避けてゆっくり走るため、夏場に比べると2倍程度の時間がかかります。

サナヒン修道院からセヴァン湖までは、通常2時間位とのことですが、今回4時間はかかりました。セヴァン湖からエレヴァンまでは1時間くらい。あわせると5時間。通常は2時間半くらいなので、エレヴァンから日帰り圏と言えるかもしれません。ただそれは道がよい夏場のこと。冬から春にかけてはかなりの強行軍となりますので要注意です。