プラナカンの暮らしを伝える博物館
- 4.0
- 旅行時期:2015/02(約9年前)
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by かいさん(女性)
マラッカ クチコミ:31件
ヒーレン通りの中でも間口の広い大きな建物で、プラナカンの暮らしを伝える博物館です。
日本語の館内用パンフレットを渡され、入口から順番に見てまわります。館内は撮影禁止。
螺鈿細工の家具や壁に埋めつくされた豪華なゲストルーム、手仕事の粋が感じられる提灯がぶら下がったリビングルーム、そして中庭に出るところにはこの家のハイライトの金葉で飾られた重厚な階段。その奥はダイニングルームとキッチン。大きな角庭の屋外空間がそのままキッチンになっていて、ダイニングにも日がさんさんと降り注ぎます。
階段に戻って2階に上がると、転落防止と飲んで遅く帰ってきた旦那を締め出す(?)目的で階段を上りきったところにスイングドアが付けられています。ベッドルームでは婚礼の様子を紹介しており、ラブリー過ぎて恥ずかしいようなベッド、婚礼衣装、持参品などが展示されています。その他の部屋にも誕生日や葬式、そして日常の娯楽などの展示がありました。
同じくプラナカンの博物館としてはペナン島ジョージタウンにあるペナン・プラナカン・マンションがありますが、あちらのほうが建物やインテリアとしては豪華絢爛で、こちらのほうが実際の暮らしを伝えるつくりになっています。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2017/05/21
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