1. ホーム
  2. 海外旅行
  3. ヨーロッパ
  4. ドイツ
  5. バイエルン州
  6. ローテンブルク
  7. ローテンブルク 観光
  8. マルクト広場 (ローテンブルク)
  9. クチコミ詳細
ローテンブルク×
旅行ガイド
観光
グルメ
ショッピング
交通
ホテル
ツアー
旅行記
Q&A
マルクト広場 (ローテンブルク) 施設情報・クチコミに戻る

城壁内の中心部にあります。

  • 4.0
  • 旅行時期:2016/08(約8年前)
noelさん

by noelさん(女性)

ローテンブルク クチコミ:6件

「マルクト広場」はこのローテンブルクだけではなく、他にもドイツやオランダやベルギーなどにはよくあります。
「マルクト」は「マーケット」つまり「市場」です。
そんなわけで他にも同名の広場は、あちこちにあります。

木骨組の建物がなんとも可愛らしく、特にこのローテンブルクでは市庁舎、市参事宴会場があって、この市参事宴会場には仕掛け時計があります。そして「マイスタートゥルンク」が見られます。

この物語は下記の通りです。

かつての三十年戦争の折、ローテンブルクは新教側につきました。
そのため、このティリー将軍が率いる旧教連盟軍に責められました。
そして必死に防戦したのですが、残念ながら開城する運びとなってしまいました。
このティリー将軍!市民軍の抵抗によって、自分の味方も損害を被っていました。
それに対して将軍は
「市参事は全て斬首し、全市については兵士たちが略奪をして、その後は焼き払う」という決定を申し渡しました。

全女子供は、マルクト広場に集まり将軍にひざまずいて嘆願したのですが、将軍は聞く耳を持ちませんでした。

そこで市参議たちは将軍の気持ちを和らげるために、「選帝候の大ジョッキ」に名物の白ワインを勧めました。
たて続けに飲んで、だいぶご機嫌になったところ、
ヌッシュの召使いの若い娘が「旦那様。あれをやってご覧なさいませ。」
と言うではありませんか。

そこで元市長ヌッシュは・・・・・。
3.25リットルの選帝候の大ジョッキにワインをなみなみと注ぎ、そして将軍に言いました。
「もし私がこれを一気に飲むことができたら、街を焼かずにお助け下さいますでしょうか?」
将軍はどうせ無理だと思ったのでしょう。快諾しました。
ヌッシュは町のために、かなり無理をして飲みました。
そして10分かけて飲んで、ばたりと倒れました。(この後3日間死んだかのように眠り続けましたが、命には別条なく、彼は80歳まで長生きしました。)

これは1631年10月30日のことでした。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
アクセス:
3.5
景観:
4.5
人混みの少なさ:
4.0

クチコミ投稿日:2017/05/20

いいね!:51

利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する

PAGE TOP