入り口がふたつの二重構造になっていますから、まずは2階への階段を
- 5.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by クッキーさん(女性)
ブルージュ クチコミ:8件
市庁舎と隣接しているこの礼拝堂は1150年頃の建築で、下部の聖バジリウスの遺骨堂はロマネスク様式、上部の礼拝堂は15世紀末にゴシック様式に改築されています。
聖血礼拝堂のファサードは古色蒼然とした中にも 華やかさが見てとれます。
12世紀に十字軍に参加したフランドル伯のティエリー・ダルザスがコンスタンチノープル持ち帰ったといわれる「聖血(キリストの血)の遺物」が祭壇に納められていることから、この名で呼ばれています。
入り口がふたつの二重構造になっていますから、まずは2階への階段を上がってください。
バシリカの奧の部屋では、毎日決められた時間に「聖血の遺物」が開帳されるそうで、司祭の見守る中、「聖血の遺物」を見せて頂けます。その名の通りの「キリストの血」ですから、信者ではない観光客にとっては 話のタネに、位でしょうか。
「聖血の遺物」に関心がなくとも、ファサードの雰囲気や礼拝堂のユニークな色彩など、独特の雰囲気を持ち、とても神秘的な印象を受ける礼拝堂であり、忘れ難い場所になりました。
外観だけで終わらせずに、内部も見学してほしいと思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2017/05/19
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