音楽会の質は最高だが、音響効果はよくない席がある
- 5.0
- 旅行時期:2017/03(約9年前)
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by tadさん(男性)
ロンドン クチコミ:86件
今回の滞在ではこのバービカン・センターのコンサート・ホールでは3回演奏会を聞いた。
3月11日の演奏会はスペインのバロック音楽の巨匠、ホルディ・サヴァールがAcademy of Ancient Musicを指揮した演奏会で素晴らしかった!演奏会の前にはサヴァールが対談で登場する講演会が開催され、サヴァールの肉声を英語の対談で聞けた。ロンドンではよくある企画だが。。演奏会の当日券を見せれば、この講演会にも入れるのだ。本番ではヘンデルの水上の音楽組曲やラモーのレ・ボレアデなどを聞いた。どちらも既に自宅でDVDとCDで持っていた演奏だが。。
翌日はロンドン交響楽団の演奏会で、残念ながらヴァイオリンのヤンセンと指揮のゲルギエフがどちらも病気で交代!急遽、ヴァイオリンがテツラフ、指揮がマルッキになった。ヤンセンが聞けなかったのは残念だったが、テツラフのブラームスのヴァイオリン協奏曲もすばらしかったので我慢。。。ツァラトゥストラはかく語りきは今一つ。。
16日もロンドン交響楽団とルイージの指揮、ピアノは話題のレヴィットでベートーヴェンのピアノ協奏曲皇帝。後半はブラームスの2番。どちらもすごい名演だった!ただ、ショックだったのは、今までで最悪の音響効果の席になったこと!2階前方の右側のかなりの席は空席だらけだが、私は今まで知らなかったが、このあたりは常連は避けているようで、私の近くは空席だらけだった。我慢できない金切り声のような金属的な響きなのだ!後半は少し移動したが、音が改善された。今後はこのあたりは買わないようにしよう!!!
今まで何十回もここでは音楽会を聞いているが、初めてこんなひどい席にあたった。不運だった。ラトルがベルリン・フィルを退団してロンドン交響楽団に9月から就任するのに、新しいホールはとうとう完成していない。ラトルもこのホールの音響が悪いと昔から発言していたのだが、とうとう新ホール案は成立していないようだ。メイ首相は音楽にはあまり関心がないらしい。。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- コストパフォーマンス:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/03/28
いいね!:9票
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