台湾総督府庁舎。長野宇平治の基本設計というが,協力者による変更がいろいろとあるようです。
- 4.0
- 旅行時期:2017/03(約9年前)
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by nomonomoさん(男性)
台北 クチコミ:84件
台湾総督府庁舎。いわゆるWhite Houseです。日本の統治時代にコンペで長野宇平治の案が選ばれたのですが,設計の段階でいろいろと変更がなされたようです。
当初は新古典主義ないカテゴライズされる建物ですが,その後の変更でずいぶん装飾が増えています。
現役の建物ですので,普通は入ることができません。周囲を一周することは出来ますが,正面は警備の人にいやな顔をされて,「歩け,歩け」とせつかされます。
公開日があるようで予約をすればその日に内部を見ることが出来るようです。
外部からみた建築としては,赤レンガの積み方(地震対策),強度の持たせ方,柱と梁の接合方法,左右の対称性などが建築学の勉強になります。
絵画的な見地からは,レンガの色,窓の配置,塔の高さなどがいわゆる「絵になる」要素でしょう。
歴史的建物ですので,しっかり分析することが大切です。
みてすぐ気がつくように,東京駅を設計した辰野金吾の影響を見ることができます。
- 施設の満足度
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4.0
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2017/03/11
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