日本の皇族から朝鮮王朝最後の皇太子・李王世子垠に嫁いだ李方子妃の位牌も安置されているそうです。
- 3.5
- 旅行時期:2017/01(約7年前)
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by beanbagさん(男性)
ソウル クチコミ:14件
宗廟の日本語ガイドツアーで訪れました。宗廟は世界遺産、そこで行われる宗廟祭礼は世界無形遺産に指定されています。
永寧殿は正殿と同様に、朝鮮王朝の歴代王と王妃、そして没後、王と王妃に追尊された方々の神主(位牌)を安置しています。正殿に太祖(始祖)を始め功徳のある王と王妃49位、永寧殿には太祖の四代目までの先祖など、主に没後、追尊された王と王妃34位の神主が安置されています。
正殿は19室、永寧殿には16室ありますが、永寧殿の最後の1室(右端)には王ではなかったものの朝鮮王朝最後の皇太子・李王世子垠が「懿愍太子」の諡号で位牌が収められています。
ガイドの説明では、日本の皇族・梨本宮家からその李垠に嫁いだ李方子妃の位牌も安置されているということですが、ウィキペディアなどでは確認できません。公式ガイドブックにはどこにも書いてありません。ただ、神主が34位あるということから類推すると、多分正しいと思います。
そのような説明を聞くと、厳冬の永寧殿は数奇な運命を辿った李方子妃の生涯に思いを馳せる場所となりました。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 安国駅からすぐですが、ガイドツアーでないと入れません。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 日本語ガイドツアーでも1,000ウォン(100円)です。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- ガイドツアー以外入場できませんので、少人数で見学できます。
- 展示内容:
- 4.0
- 宗廟一帯が世界遺産です。
クチコミ投稿日:2017/02/02
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