大航海時代的の富がっ!
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- 旅行時期:2016/12(約9年前)
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by cofffeeeさん(女性)
リスボン クチコミ:1件
弾丸で旅行をしたため、シントラへの半日ツアーに参加しました。
半日では、回りきれないとのことで、ペーナ宮殿のあとにジェロニモス修道院に連れてきてもらいました。
南から向かっていて真ん中あたりに入り口があります。左側が博物館のようで、右側が教会でした。
博物館はかなり長い列ができており、有料だったので、ガイドさんが無料の教会を案内してくれました。
博物館には結局、行けなかったので、残念。。。
ポルトガルでは、ヴァスコ・ダ・ガマが英雄のようで、ガマの棺があります。初めて聞いたのですが、カモンイスという、ポルトガル最大の詩人の棺がも同じように入り口付近に対をなして置かれています。棺や教会の所々に下に置かれ、支える「象」の像があります。これはインドからもたらされた富で修道院が成り立っていることを示したものだそうです。
建築様式は基本的にマヌエル様式だそうですが、王族の棺あたりは少しちがって、マヌエリズム様式だそうです。マヌエル様式よりも、少し抑えられた感じでしょうか。
1502年にマヌエル一世によって、建立が始まったものの、情勢が変わり、300年もの時間がかかったそうです。
マヌエル様式はゴシック様式にポルトガル要素を取り込んだものだそうで、貝だとか地球だとか自然を取り込み、動物を描くことのできないイスラム様式の影響も受けているそうです。
個人的には、上へ上へ伸びてゆく、ゴシック様式よりも繊細で豊かな感じがし、好みだと思いました。
教会の柱も木のようだと言うヒトもいるそうです。
教会の外観も繊細な彫刻を成しており、大航海時代的の豊かさを感じました。
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2017/01/16
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