アルタ地区への入口の門
- 4.0
- 旅行時期:2014/05(約12年前)
-
-
by sanaboさん(女性)
グラナダ クチコミ:29件
『ぶどう酒の門』はアルハンブラの中で最も古い建物の一つで、ムハンマド2世時代のものと考えられています。 以前はこの門以外にも、他の建造物があったと考えられています。
1556年からアルハンブラに住んでいた人々により、この門に「免税ぶどう酒市場」が置かれたのが名の由来とされています。 しかし、他の説では単に本来の名前「Bib al-hamra'」(赤の門又はアルハンブラの門)と「Bib al-jamra」(ぶどう酒の門)を混同したためにこの名前がついたとも言われています。 いずれにしても、この門はアルハンブラ・アルタ地区(※)への入口の門だったことが分かっています。
※アルタ地区・・・アラブ人が統治していた時代に宮殿の重要な人物たちが住み、行政機関や宗教的な施設が置かれて一つの町が構成されていましたが、その市街地のこと。
正面は後面(カルロス5世宮殿側)より古く、先のとがった馬蹄形のアーチが付いています。 門の上部にはひも付きの鍵が刻まれており、さらにその上には「我らのスルタンであるムハンマド5世に栄光あれ」と記されています。
また後面にはレンガ製の多彩色装飾のアーチがあり、その上には二連アーチ付きの窓が付いています。 窓の真ん中にはナスル朝の盾が刻まれており、さらに窓の隣には「神のみぞ勝利者なり」と記されています。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/11/24
いいね!:21票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する