城の守護精霊・小人のペーターの伝説が残るシュヴェリーン城
- 4.5
- 旅行時期:2014/05(約11年前)
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by jijidarumaさん(男性)
シュヴェリーン クチコミ:2件
ドイツの春:北方二州・シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州&メクレンブルク・フォアポンメルン州を中心に巡る旅
期間:2014年05月09日~23日 15日間)
05月17日(土) 170km、晴れ、16.5℃、今日も天候に恵まれた。
Guestrowギュストロー =>L?・B104・L? 64km Schwerinシュヴェリーン観光
シュヴェリーンは湖水地帯の広がるメクレンブルク・フォアポンメルン州の州都である。
“Stadt der sieben Seen7つの湖の町”と称される古都シュヴェリーンは「北のフィレンツェ」、「大聖堂の街」、「居城都市」と様々な異名で呼ばれている。
確かに絵葉書で見ると、シュヴェリーン湖に浮かぶ町のようだ。
人口は95千人とドイツで最も小さな州都になる 。
かつてこの地はスラヴの居留地があったと考えられ、その後ザクセン人に征服された。
1160年にHeinrich III der Loeweハインリヒ獅子公(町の“創始者”とされている)から都市の自治権を与えられ、まもなく司教座がおかれた。
中世から近代にかけて、メクレンブルク公領、メクレンブルク・シュヴェリーン公領の都であった。第二次大戦後、東独領になったが工業化が進められ、産業文化の中心となった。
湖上に佇む華麗なシュヴェリーン城は“湖上の宝石”と称えられ、北ドイツ屈指の名城と云われている。この城はフランス・ロワール地方のシャンボール城を手本としたとされ、華麗な装飾の塔をもつ城である。無数の塔や丸屋根、翼棟を備えるロマンチックなメルヘン宮殿は橋のこちらから見る正面には何本もの塔が林立して見え、その姿はシャンボール城に良く似ている。
そのシャンボールよりはシュヴェリーン城の内部は見るものが多い。城内博物館は653の部屋があり、其々の部屋は象嵌細工の床や豊かな彫刻、金箔貼り、化粧漆喰天井などで飾られた、豪奢な造りになっている。
橋を渡った所に25haの広大なバロック庭園がある。北ドイツで最も美しいバロック庭園と称されている。1893年の作成だというメクレンブルグ大公フリードリヒ・フランツ2世の騎馬像が立つ。広い芝生庭園、並木道、東屋、花壇、植え込み、様々な石像彫刻および運河が交差し、バロック式の特徴をよく表現している。
2005年4月の時は確か無なかったと思うが、シュヴェリーン湖を背景にして、絵画のような額付き写真を撮れるように木枠があった。
なかなか良いアイデア−で観光客は皆、枠に納まって写真を撮っていた。
シュヴェリーン城には小人のペーターという精霊が住んでいると云う。
伝説話は以下に添付した。
≪伝説:シュヴェリーン城の守護精霊・小人のペーター≫
http://4travel.jp/travelogue/10896308
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2016/09/30
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