底まで見える透明度。
- 3.5
- 旅行時期:1997/08(約28年前)
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by マリオットさん(男性)
ティオマン島 クチコミ:1件
ティオマン島にまだホテルと呼べるものが一つしかなかった頃の時代。シンガポールの安宿に泊まっていると、マレー人がいた。隣の国だからバスで往復できるのになぜ泊まっているのか聞いたら、ティオマン島に持っているバンガローの宣伝に来ていると言う。写真を見せてもらうときれいな海と砂浜があるので、行ってみる気になった。
港を出て漁船の様な船で進むこと数時間、やっとティオマン島が見えてくると大きな島に見えた。海の近くにバンガローが並び、経営者の手作り風にも見える。売店やレストランがある訳でもなく、時間になると「ご飯だよ」と声をかけられ、マレー風のカレー料理が毎日提供された。
持ってきた本も読み終え暇すぎる日を過ごしていると、外人たちが漁船をチャーターして島へ行くと言う。お互い初めて会ったのだが「乗せてよ」と頼んで着いたところがこの島だった。海に錨を落として停泊し、シュノーケリングをしたり、他の船のウィンドサーフィンを借りたり。ダイビングのスポットにもなっているようで、ダイバーも何組かいた。
海面に浮いているだけで海底まで見通せる透明度。深さは十数メートルぐらいだろうか。魚も多いが小魚が中心。サンゴやシャコガイの大きさにはびっくりする。
のんびり船で昼寝をすると、漁師が日よけに作ってくれた簡易的な屋根の柱がポキッと折れるハプニングがあった。お昼時になると、漁師がガソリンバーナーを使ってナシゴレンを作ってくれた。キュウリを添えただけの簡単な食事だが、ピクニック気分で食べるとこんな物でも美味しい。船底から「俺の採った貝だ」とシャコガイを見せられたが、岩の間に潜っているような貝をどうやってとったのか。
それ以来一度も会わないが、見知らぬ日本人旅行者を乗せてくれた外人さんたちに感謝。後になってから島の名前がやっとわかった。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1日
- アクセス:
- 3.0
- 船をチャーター、ツアーもあるでしょう。
- アクティビティ:
- 3.0
- ダイビングかシュノーケリング。
- スリル:
- 3.0
- サンゴやシャコガイの大きさが見事。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 船は集まるが、海は広いので。
- 難易度:
- 3.5
- 泳ぐだけでも楽しめる。
クチコミ投稿日:2016/08/17
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