リナーテ空港での免税手続きと制限エリア内免税店
- 4.5
- 旅行時期:2016/07(約10年前)
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by こりすさん(女性)
ミラノ クチコミ:4件
ミラノからフランス・パリ経由で帰国に利用しました。
ミラノの宿泊ホテルは少し郊外のリナーテ空港に近いエリアでしたので、空港までタクシーで15分くらい、渋滞もなく20ユーロでした。都心に近くて便利な空港だと思います。
イタリア国内で買い物をしてリナーテ空港で免税手続きをする場合、日本までスーツケースがスルーで送られ、タグの表示で確認できる事が条件になっているようです。
私達はパリ経由での帰国で、たまたまミラノ→パリと、パリ→日本の航空チケットを別々に手配していたせいで、スーツケースをパリで一旦受け取り、乗り継ぎ地のパリで再度預け入れという手順になってしまいました。
リナーテ空港の免税手続きでは、一度ここのチェックインカウンターでスーツケースにタグを付けてもらい、チェックインカウンターの係員に免税手続きがある旨申告をして、スーツケースを持参したまま税関のスタンプをもらいにいき、税関の手続きが済んだらUターンしてチェックインカウンターに戻り、受託手荷物として預け入れするという、分かりにくく珍しい手続き方式でした。
制限エリア手前に税関があり、そこは入口に係員がいます。そして税関入口の係員がスーツケースのタグの行き先表示をチェックしています。
スーツケースの送り先がユーロ圏で無いことを係員がチェックした上で、ようやく税関窓口に通してもらえます。
ここで私達は、最終目的地が日本で同日の乗り継ぎであることを説明しても、スーツケースのタグ表示がパリ行きになっていたので、入口から中には通してもらえませんでした。
ユーロ圏の乗り継ぎ便であっても、同じ航空会社やアライアンスで日本までスーツケースをスルーで送ることができたり、ツアー等で日本までの通しのチケットが発券されるような場合であれば、リナーテ空港で免税手続きが受けられます。
ちなみに、たいていのユーロ圏乗り継ぎ客は私達のように税関入口でブロックされて引き返していたので、税関窓口はガラガラに空いていました。
また、制限エリアの中には幾つか免税店がありますが、これもユーロ圏外へのチケットを持っていなければ、免税は受けられません。
その代わりに、1つ品物を買ったら、免税になる税率と同じ割合の割引クーポン券がレジで発券され、同日の空港免税店での2回目の買い物で割引を受けることができました(なおこの割引クーポン券はセール品には使えません)。
空港は適度に小さく、建物内の移動も免税店での買い物も時間をとられず楽で、便利だと思いました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用目的:
- 中・長遠距離
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 施設の充実度:
- 3.5
クチコミ投稿日:2016/07/29
いいね!:2票
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