聖なる火を守っていた巫子の家
- 4.5
- 旅行時期:2016/01(約8年前)
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by ポポポさん(男性)
ローマ クチコミ:64件
ヴェスタの巫子はほぼ10歳未満の貴族の娘から選ばれ髪を肩で切り揃え、白いヴェールとヘアバンドを着け大神祇官の下で30年間に渡り国家の祭事全般に携わりました。
多大な権威を持っていましたが純潔を旨とし、掟に背けばクィリナーレ丘の地下牢で生き埋めの刑にされる定めでした。
巫子の家はヴェスタの神殿の隣にあります。現在の遺構はセウェルス朝時代に再建されたものです。
玄関の右には白い大理石とレンガで造られた礼拝所があり、中に祭壇が置かれていました。玄関から入るとすぐ中庭があり、そこには二つの四角い池がありました。池の周囲には沢山のバラが植えてあったので開花期の5~6月は沢山のバラで美しく飾られていることでしょう。
中庭の奥の突き当たりにある6部屋が巫子の居室で、南側には台所や浴室があり、柱廊で囲まれた中庭の北側には歴代の巫子長の彫像が並んでいました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/06/06
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