ローマ最古の教会
- 5.0
- 旅行時期:2016/01(約10年前)
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by ポポポさん(男性)
ローマ クチコミ:64件
トラステヴェレ地区にあるローマで最古の教会です。
創建は紀元221年でその後イニケンティウス2世によって現在の姿に再建されました。
正面ファザードの上部には「玉座の聖母子」と呼ばれるモザイクがあります。このモザイクはキリストを抱いた「授乳の聖母マリア」を中心にランプを献納する10人の聖女が描かれています。
モザイクの前にはこの教会に埋葬されている4人の法王の像が並んでいましたが、モザイクがライトアップされていたため像が暗くなっていて、その表情は分かりませんでした。
教会の主祭壇の後ろには有名なモザイクがありました。半円球の天井の最上段には「神の手」が、その下には「聖母戴冠」が描かれ、さらにその下には神の子羊(キリスト)を中心に12匹の羊たち(12使徒)が描かれています。
さらにその下には「聖母マリアの生涯」のモザイクがありました。これらのモザイクは主祭壇の後塵一杯に描かれていて、見応え充分でした。
身廊の天井は金箔で縁取られ、身廊と側廊は大理石の列柱で仕切られていて、床はコズマーティ様式の装飾が施され大変豪華な内装でした。
夕方訪問しましたが丁度ミサが行われていたので邪魔にならないように教会の一番奥を足音を忍ばせて歩きました。
主祭壇のモザイクを真近で見られなかったのは残念でしたが、見応えのある教会でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2016/05/30
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