バンベルク:フレスコ画が美しい旧市庁舎には反逆者シュタウフェンベルク大佐の銘板がある。
- 4.5
- 旅行時期:2009/04(約15年前)
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by jijidarumaさん(男性)
バンベルク クチコミ:1件
“北バイエルン;フランケン地方とオーバープファルツ地方を巡る旅”
フランケンワイン、ボックスボイテル街道、古城街道;フランケン・シュヴァイツの
古城群、陶磁器・ガラス街道、マイン、ペグニッツ、ナーブ、レグニッツ川を巡る:
期間 : 2009年4月17日(金)~5月1日(金)15日間の旅
4月19日(日) 朝から大快晴。朝方の9.5℃~日中は20℃。 102km
千年以上の歴史をもつこの古都バンベルクは、第二次世界大戦の戦災を免れたため、旧市街は中世そのままの姿を残していて、見どころも多い。
この地は7つの丘で構成されて、“小ローマ”或いは“フランケンのローマ”とも呼ばれる。古くからドイツ人にとっては、夢の町であり、ロマンの町であったと云うが、魅力あふれた旧市街を訪ねるとこの言葉通りである。
市の象徴的建造物である、フレスコ画も美しいAltes Rathaus旧市庁舎をまず見たいと歩く。旧市庁舎の辺りを先頭として、二股に分流したレグニッツ川が中州を作っていて、旧市庁舎が立っている橋の下を流れるレグニッツ川は雨の為か、濁って、水嵩もある。カヌー遊びの人が数人、濁流の中を器用に漕ぎながら遊んでいた。
日曜日とあって、人出も多く、にぎやかな観光客も晴天とあってか、とても魅力的な市庁舎をバックに写真を撮っている。
橋上からはKlein Venedig“小ヴェネチア”の一帯が美しい景色を見せている。
そして、橋上にある旧市庁舎(通路に面した)の壁に銘板が填め込まれているのを見た。通行人や観光客はその銘板の意味を知らぬのか、気付かぬままに立ち去っていく。
銘板には「Claus Philipp Maria Schenk Graf von Stauffenberg クラウス・フィリップ・マリア・シェンク・グラーフ・フォン・シュタウフェンベルク伯爵の行為を顕彰していた。
:クラウス・シュタウフェンベルク伯爵 参謀本部付き大佐。彼は1944年7月20日の行為の故にドイツ人のレジスタンスのシンボルである」・・・と。:
彼は第二次世界大戦中のドイツ陸軍大佐(1907年11月15日 ~1944年7月21日)で、ヒトラー暗殺未遂事件の実行者の一人でした。
この事は大変印象的なことで、ドイツの旅行中にホテルで見るTVでも、再三にわたり、ナチス政権と第二次大戦の回顧番組をみた。
中にはヒトラー暗殺・ワルキューレ作戦の失敗の原因を事細かに検証していく番組もあって、興味深いものであった。
トム・クルーズ主演の米映画;ワルキューレ作戦Operation „Walkuere“が先ごろ、日本
でも上映され、私共も見に行った。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2016/01/28
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