貧しかった日本という現実
- 3.5
- 旅行時期:2015/12(約10年前)
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by T04さん(非公開)
サンダカン クチコミ:12件
「サンダカン八番娼館」を知ってから、いつか絶対に訪れようと思っていた場所です。タクシーで見渡す限り中国人墓地という駐車場に到着し、そこから細い道を少し歩くと日本人墓地と書かれているプレートを発見しました。そのまま歩いて行くと、強風で倒れたような木が階段を塞いでいたりしましたので、ほとんど管理はなされていないようです。日本人墓地に到着して見ると、それぞれの墓はまだ比較的新しそうで、尚且つ安っぽい物が多いことに少し驚かされました。墓地は南シナ海に向かう斜面にありましたが、この南シナ海の向こうは祖国日本になります。どのような状況でこんな遠くにまで連れてこられたのかはそれぞれの理由があるのでしょうが、少なくとも貧困がもたらしたことだけは確かだと思います。ご冥福をお祈りします。あっ、今までいくつかの記事で墓地には”蚊が多い”と書かれていましたので長袖シャツを手に持って行きましたし、タクシーの運転手さんからも「蚊が多いよ」と注意を受け、覚悟していたのですが、ラッキーなことに蚊の姿はなく、刺されもしませんでした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 宿泊先の「フォーポインツ・バイ・シェラトン・サンダカン」からタクシーで10分程、そこから細い道を少し歩いて到着
- 展示内容:
- 4.0
- 南シナ海の向こう、日本に向かって建てられている墓地に、過日の貧しかった日本の現実を見た思いがしました
クチコミ投稿日:2015/12/27
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