18世紀に建てられたフェリペ5世門…イスラム時代の名残の建築物ではありません
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- 旅行時期:2015/07(約10年前)
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by ウェンディさん(女性)
ロンダ クチコミ:19件
フェリペ5世門は、ロンダの顔であるヌエボ橋の再建(初代ヌエボ橋は落成から1年もたたない内に流されてしまっている)をしたスペイン国王フェリペ5世の功績をたたえて作られた門(ゲート)だ。
ビエホ橋から見上げるフェリペ5世門もカッコ良いが、お勧めはヒハーラの城壁からフェリペ5世門越しに眺めるロンダ新市街地の白い町並み。
絵葉書にある様な光景を見ることができる。
あるガイドブックにフェリペ5世門がイスラム時代の門…との記述を見つけたが、残念ながらフェリペ5世の時代とイスラム支配下の時代は重なり合う事はない。
フェリペ5世は17世紀に生まれ18世紀に没した王で、ロンダがイスラム支配下にあったのは15世紀までの話。二つの時代の間には300年近い時の隔たりがある。
フェリペ5世門がイスラム時代の門…との記述は、多分誤りであると思われる。
可能性としては、ガイドブックの編集者が、フェリペ5世門よりも更に上にあるヒハーラの城壁の門(13世紀~15世紀に建築)とを勘違いしているのかもしれない。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- ビエホ橋のすぐ上で、アラブ浴場近く
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 空いています
- 展示内容:
- 4.0
- 門そのものよりも、門を通してみるロンダの町並みが美しい
クチコミ投稿日:2015/11/30
いいね!:4票
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