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スイス陸軍戦車学校敷地内にある戦車展示場 スイスの兵役義務について

  • 5.0
  • 旅行時期:2013/04(約11年前)
kirstiNorgeさん

by kirstiNorgeさん(非公開)

トゥーン クチコミ:1件

1.訪問の経緯
スイス2及びドイツ3合計5ヶ所の戦車博物館をまわる旅を計画し、この展示場を訪れたものである。
この展示場以外は多くの旅行記又は口コミでの記載があったもののこのSammlung Historischer Panzer der Armeeだけはどこにも記載がなく、どのようにして行くのか突然行っても見せてくれるのか全く不明であった。実際訪問する前に、Thunのinfomationに問い合わせ、一人でも平日ならば訪問できそうだと見通しを持ったので実際に訪問したものである。
2.BaselからThunの経路
Baselに宿泊し、Baselから乗り換えなしでBern経由で約82分でThunに到着する。
Thun駅のInformationで地図をもらい、徒歩約20分で兵営に到着した。
どこに博物館の入口があるか解らないので歩いていたスイス軍人に聞いたところ、General-Wille-Strasse通りの東側の兵営の入口を指差し、そのから入るように指示された。
3.博物館と展示場所
後から知った話ではあるが、実際に見た屋外戦車展示場と見なかった屋内戦車博物館(5人以上事前予約必須)はスイス陸軍戦車学校の敷地内にある。戦車学校の敷地はGeneral-Wille-Strasseにより、東西二つに分かれ西側が実際の訓練施設であり、東側に展示場と博物館がある。
案内してくれた訓練生によればここにいる80%-90%が年一回の兵役(一定期間の教育訓練)を義務付けられている訓練中予備役民間人であり、残りの10%-20%が職業軍人であるとのこと。
但し、女性の兵役義務がないため、展示場周辺には女性の姿は皆無である。
4.兵営への入場
入口でパスポートを預け、入口担当が友人のスイス兵に案内を頼んだので待つように言われ、待つこと10分来たのは20代の訓練生である。
5.屋外展示場
展示車両はドイツ製が主であり、スイス製は稀である。訓練生とともにスイス製を探し回った。
私が知っているスイス製兵器は、Oerlikonの機関砲であり、日本の艦船にも搭載されたことがある高性能の有名な兵器である。そこで案内をしてくれた訓練生にあなたはエリコン(Elikon)を知っているかと聞いたら知らないとのこと。後で知ったことだが日本語でOerlikonを発音する場合、ウェリコン(Uelikon)と発音した方が通じやすいとのことである。
どこの戦車博物館に行っても必ずあるのは、白く塗装され、大きくUNと表示されたPKF及びPKO用の車両である。Thunの戦車博物館ではそれがない。その理由を案内の訓練生に尋ねたところ、知らないとのことである。 多分、スイスは国連加盟してからまだまもなくであり、PKF及びPKOの派遣実績がないためだろう。
6.スイスの兵制 案内の訓練生との対話
私は、スイスは国民皆兵制でスイス人は皆家に銃を持ち、有事に際しては、皆その銃をもって、戦いに参加すると理解していた。ところがバーゼルのホステルであった中年女性の家には銃がないと聞いた。
実態はどうなのか、案内の訓練生に聞いてみた。訓練生の回答は6年間の兵役の義務があり、その間毎年一ヶ月の訓練があり、自宅には自動小銃が保管してあり、兵役の義務が終わったら軍に返還するとのことである。
7.昼食
施設内には昼食の場所がないので、訪問前又は訪問後に済ませる必要がある

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
観光の所要時間:
半日
アクセス:
4.0
コストパフォーマンス:
5.0
人混みの少なさ:
5.0
展示内容:
5.0

クチコミ投稿日:2015/10/06

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