エストニア第3の都市ナルヴァ:ロシアとの紛争の危険をはらんだ、歴史に翻弄された国境の街
- 3.0
- 旅行時期:2015/03(約10年前)
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by ハンクさん(男性)
ナルヴァ クチコミ:2件
ナルヴァはエストニア最東部の都市であり、ナルヴァ川を境としてロシアのイヴァンゴロドと国境を接する。人口は約7万人、タリン、タルトゥに次ぐエストニア第3の都市である。港湾都市であり、周辺でオイルシェール(油母頁岩)が産出されることもあり、エストニア屈指の工業地域となっている。かつては「バルト海の真珠」と称される美しい街並みを誇ったが、18世紀前半には大北方戦争の、また第二次世界大戦において主戦場となり、その歴史的な街並みの多くは失われた。その後のソ連への編入により、タリンやタルトゥと並び称された美しい街並みは再建されず、ソ連流の味気ない街となってしまった。旧市街は旧市庁舎のみがその面影を伝えており、現在の街並みは見る影もない。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/05/04
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