アートファン必見
- 4.5
- 旅行時期:2015/02(約11年前)
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by Delftrockさん(女性)
ウィーン クチコミ:5件
オペラ座から少し歩いた場所にあります。真正面から見て左側が美術史美術館(右側)です。
いかにも重そうな扉を押すとすぐに小さな券売所があります。おじさまが一人でやってました。これめっちゃお客さん来たらキャパオーバー?スムーズにチケットは買えました。
チケットを見せて中に入る。とんでもなく天井が高い。広い。自然光の差し込む館内。入ってすぐ左奥の地下にロッカー&クロークあります。ロッカーは1ユーロで返却式です。
展示のメインは2階部分です。とんでもなく幅広い時代・地域の絵画を網羅しており、ちゃんと鑑賞しようとすると半日くらいかかるでしょう。ひとつの著名画家だけでかなり広い一部屋をまるごと使ってしまうくらいの量です。他のフロアにある黄金系の展示や特別展示も見ようとするともっとかかります。これを目的にウィーンに来たとか、ウィーンに何泊かするのであればじっくり見ても問題ありませんが、時間が限られている場合は絶対にはずせない作品は事前に展示室の場所を把握しておきましょう。場所の書いてあるパンフレットは館内でも配布されていますが、あわてないように事前に。日本語ガイドブックにも掲載してあるものがあります。
ちなみに、私はフェルメール《絵画芸術》目的で訪れました。この作品は状態の悪さを理由にここ数年(実質)門外不出状態にあり、この美術館以外で見ることは難しいです。以前ここで働いていた日本人の方が書いたウィーンに関する本を読んだことがあるのですが、オーストリアは音楽ほどに美術に予算を割けてないことや、学芸員の勤務態度がとてもルーズなどいろいろ書いてありました。ずっと前は作品から剥がれ落ちた絵の具が放置されていたとも。他の作品は分かりませんが、このフェルメールの作品が外に出ることは近年なかなかないので、ファンとしては見逃せません。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 半日
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 日本にフェルメールやゴヤ等の作品が来日した時のことを考えればそうでもない
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/03/10
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