アレクサンダー大王の石棺他 所蔵品は古代メソポタミアからオスマン帝国時代のものまで10万点余り
- 4.0
- 旅行時期:2014/07(約12年前)
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by あの街からさん(男性)
イスタンブール クチコミ:7件
コンスタンティノープル時代の遺物や
トロイアなどのトルコ国内からシリア、レバノンなどの
近隣諸国の出土品まで揃っています。
中でも現在のレバノン・シドンで
発掘された紀元前4世紀の制作と推定されている
アレクサンダー大王の石棺が有名です。
実際には大王ではなく将軍の石棺であると
考えられていますが、その側面のレリーフには
ペルシャと戦うアレクサンドロス大王の
勇ましい姿が描かれています。
トプカプ宮殿の敷地内第1庭園の北側 に
ありますが入口は別になっています。
1881年に館長に就任した
トルコ考古学の父、オスマン・ハムディによって
現在の本館がオープンの運びとなったということです。
トルコの遺跡はオスマン朝時代に
英・仏により盛んに行われた発掘調査
でその発掘品の大半が持ち去られて
両国の博物館に収められているそうです。
オスマン・ハムディはそれまで
国外に持ち出されていた発掘品の散逸を防ぐため
その収蔵施設としてこの博物館を整備したのだそうです。
そして、1881年以降の出土品は
すべて集められているとのことです。
現在の収蔵品は古代メソポタミアから
ヒッタイト・ギリシャ・ローマを経て
オスマン帝国時代のものまで10万点余りにも及び
建物自体も、博物館を目的に建設されたものとしては
トルコ最古となる歴史的建造物となっています。
私たちが訪れた時には、建物の一部が改装中と
なっていました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2015/03/01
いいね!:6票
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