14世紀に発見された謎に包まれた古代遺跡で、半壊していたボマ像(バリ島の守り神:ラクササ)が象のように見えたので、通称「象の洞窟」と呼ばれるようになったと言われています。
- 4.5
- 旅行時期:2015/01(約9年前)
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by likely_koalaさん(男性)
バリ島 クチコミ:25件
ウブドの南東3~4kmの近郊にあるゴア・ガジャ(象の洞窟)の遺跡にも行きました。
寺院に入る前に帯(スレンダン)とサロン(短パンなどの人)を借りて見学します。
入り口から石の階段を大分下りたところに発掘された遺跡が見えてきます。
まず手前にあるのは、発見当時に見つかった遺跡の壊れた石が積み重ねられたものです。
その正面にあるのが広場の下に埋もれていた沐浴場で、遺跡が発見された後の1954年になって発見され、壁部には6人の女神の像が彫り込んであり、戦後最大の遺跡だと言われています。
その先を進むと、「ゴア・ガジャ」の洞窟が見えてきます。
「ゴア・ガジャ」は、洞窟の正面に大きな顔が彫り込まれていて、その口の部分から内部へ入ることができ、洞窟は奥に進むと左右に長く延びており、その長さは13mあるそうです。
この洞窟の両端にはそれぞれ祭壇が設置され、左側にはシヴァ神の子で知恵の神である象の顔を持つガネーシャ像が、そして右側には三位一体のヒンドゥー教の神(シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマ神)を表す「リンガ・ヨニ」(男根)の石像が設置されています。
洞窟のある広場の下には、地震で崩壊した遺跡や根が張ったガジュマロの木などいろいろあり、整備された公園のようになっていました。
遺跡発掘の際、ボマ像(バリ島の守り神:ラクササ)が象のように見えたので、通称「象の洞窟」と呼ばれるようになったそうです。
あるいは、動物の象を指すだけではなく「大きいもの」も意味することから、「大きな洞窟」と名付けられたとも考えられています。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2015/02/01
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