トゥアペッコン（大伯公） Tua Pek Kong Temple

寺院・教会

クチンで一番古い中国寺院

3.5
旅行時期：2014/12（約11年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

クチンクチコミ：59件

多民族都市のクチンにはイスラム教のモスク以外の宗教施設もさまざまあって、その多様さに驚きます。
中国寺院のトゥア・ペッ・コン（大伯公）もその一つで、創建は１７７０年。
現在見られるのは、その後何度も改築されたあとの姿。
１９４１年の日本軍占領時には、周囲の街並みは破壊されてしまったものの、トゥア・ペッ・コン（大伯公）だけは無傷だったそうです。

小さいお寺さんながら、極彩色の色模様や装飾で覆われた姿は印象的。
大伯公というのはご本尊の名で、またの名は福徳正神。
祭壇前にその名が出ていました。

見学は無料。
場所は、ヒルトン・クチンからだとほんの１００ｍほどの距離。
中国歴史博物館（華族歴史文物館）もすぐそば。
サラワク川南岸のウォーターフロントからも、色とりどりの龍を描いた壁と赤い廟が木立の合間から見えますよ。