一角獣の首には鎖…連合王国大紋章の不思議
- 4.0
- 旅行時期:2014/12(約11年前)
-
-
by ウェンディさん(女性)
ロンドン クチコミ:28件
バッキンガム宮殿といえば衛兵交代式が有名で、その建物前の柵に付けられている紋章が何を表すかを気にしたことがある旅人は少ないだろう。
この紋章はイギリスの国章(連合王国大紋章)で、一角獣とライオンが盾を支えているデザインだ。
一角獣はスコットランドを、ライオンはイングランドを表している。
そして、一角獣の首をよく見るとそこには金色の鎖…。
その昔、一角獣は危険であるとされていて、その為に鎖が付けられている。
では、アイルランドは何処にいるのかと云うと、アイルランドがいるのはライオンと一角獣が支える盾の中。
ライオンと一角獣が支える盾の中には、金のライオン、赤のライオンとハープが描かれている。金のライオンはイングランド、赤のライオンはスコットランド、そしてハープがアイルランドだという事だ。
何も知らなければただのカッコいい紋章だが、それぞれの描かれているものの意味を知ってしまうと歴史的・政治的背景が見えてくるかも…。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- ヴィクトリア駅から徒歩10分位
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 衛兵交代式の見学は無料
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 交代式のある日の門の前は激混
クチコミ投稿日:2015/01/18
いいね!:6票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する