カトリック系住民とプロテスタント系住民の居住区を分けるために築かれた壁
- 4.0
- 旅行時期:2014/11(約10年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
ベルファスト クチコミ:12件
ピース・ライン(ピース・ウォール)は、北アイルランド紛争中の1970年代初めに、イギリスへの帰属を望むユニオニストのプロテスタント系住民と、アイルランド統一を願うナショナリストのカトリック系住民の居住区を分けるために築かれた壁。
ベルファストでは、ウェスト・ベルファストのフォールズ・ロードとシャンキル・ロードの間にあるピース・ラインが有名ですが、実際には北アイルランド中に何ヶ所もあって、総延長は20kmを超えるそうです。
ウェスト・ベルファストのピース・ラインは長さ2km足らず。
壁の高さは二階建ての民家より更に高く造られていて、投石などの攻撃を防ぐための金網も張ってあるのが特徴。
壁の南側(カトリック系住民が多い側)に沿って歩いてみたところ、壁が民家のすぐ脇を通っている場所もあり、自己防衛の金網を張っているお宅も見かけました。
こういう場所では、壁と民家の間を通り抜けできない箇所もありました。
周辺には北アイルランド紛争中に命を落とした人々の霊園的な場所もあるので、見学中の態度、車で行く人は駐車場所にも配慮が必要だと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/01/13
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